探偵2名の理由

尾行していてよくある失敗の一つに、ある出入口から建物の中に入られ、その後に別の出入口から外に出られて気付けばいなくなっていた、というものがあります。
もちろん経験を積めば、尾行中でも建物に別の出口があるかどうかはチェックするようになるものですが、
別の出口はなさそうという先入観におそわれうっかり怠ってしまうこともあります。
他に出入口がないかを確認できるのにそれをしなかった場合は探偵の失敗と言えるのですが、全てのケースではそうもいかない場合があります。
最も危険なのは、時々、表と裏の両方に出入口があるラブホテルがあることです。
探偵の浮気調査では、対象者の浮気の証拠を取ることが最重要の目的ですから、
ラブホテル街の路地をうろうろする対象者カップルがようやくラブホテルに入り、その瞬間を映像におさめた時はホッとしたりするものです。
しかし、ラブホテルは満室で部屋が取れないということもしばしばあり、またすぐに対象者カップルがホテルを出てきてしまうことがあります。
同じ出入口から出てきてくれればよいのですが、そのまま裏側から出られてしまい、尾行する探偵がそれに気付けなかった時は悲劇です。
ラブホテル街ではたいてい建物が密集しているので、すぐに建物の裏に回り込んで裏口があるかどうかを確認に行けないことも多いのです。
運良くもう一度目の前でも通りかかってくれれば気付けますが、全く別の方向のホテルに入られてしまった時は、
すでに対象者カップルがいないラブホテルを何時間も張り込んだ上に調査は失敗という結末となります。
もちろんずっとすぐ後ろをついて行くことができるなら見失う失敗はないかもしれませんが、
そのような尾行のやり方ではどんなに鈍感な人でもいずれ気付いてしまうでしょう。
尾行調査の契約は調査員2名から、という探偵事務所が多いですが、このような状況を常に調査員1名でカバーするのは限界があるからなのです。
逆に言えば、2名の調査員がいれば様々なケースに対応が効くようにもなります。
調査員1名で料金を安いところを選ぶという方は、それなりの調査結果しか得られなかったり、
そうでなければ失敗や調査発覚のリスクが高くなることを事前に考慮しておかなければなりません。

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